《風俗ガイド》真面目で信頼出来る風俗業者を選ぼう


《風俗ガイド》真面目で信頼出来る風俗業者を選ぼうブログ:12月05日


国際結婚すると告げたわしに
「聞きたくない…」と
お父さんは予想通りの反応をした。

わしも反発して
別に祝って貰わなくて結構だと言い放った。

お父さんは野球が好きで地元の少年野球団の監督をしており、
自らも草野球チームのエース。

一方、わしは大の体操嫌い、
お父さんの期待を踏みにじり、
買って貰ったグローブを、雨の中外に置き去りにした事もある。

わしとは対象的に、弟はスポーツ少年に育った。
わしはお父さんが弟ばかり気にかけていると感じ、
大学で一人暮らしを始めるまで、お父さんの前で素直になれなかった。

大学時代、わしは世界中を放浪して過ごした。
そんなわしをずっと心配してくれたのは母親だった。
お父さんには黙って旅に出ていたが、
母親はお父さんに全て話していたらしい。

その後、わしが商社に内定した時、
お父さんはわしを行きつけの居酒屋に連れていった。

会話は少なかったが、
常連客から「息子さんと飲めるなんて幸せだね」と囃されて
お父さんは嬉しそうにしていた。

徐々に解れた親子の糸は、
わしが大学時代に出会ったパプアニューギニアの女性と
結婚すると決めたことで再び縺れてしまった。

母親や弟、婚約者のためにも
お父さんとの関係を修復しなければならない。

1週間ほど前、わしは実家に出向いて
お父さんをキャッチボールに誘った。

わしの投げる球は
お父さんの所まで届くのに精一杯だったが、
お父さんの球はわしの胸元まで真っ直ぐ飛んできて
その度に手のひらがビリビリと痺れた。

最初に口を開いたのは父だった。
「お前のやりたいようにやれ。お前より年上の人間なんて先に死んじまうんだから、
周りの理解など求めんでいい」

わしが返事をするより先に弟が来て
「仲良しじゃん」と嬉しそうに言ってきた。

わしはボールを投げ返しながら
「親子だからな」と言ってみた。